“SIMカードには、標準SIM、microSIM、nanoSIMという3つのサイズがあります。利用するスマホなど端末によってサイズは異なるのですが、自分でサイズを変更することもできます。ここではSIMカードのサイズを変更する方法についてまとめてみましょう。
【SIMカードのサイズ比較】
SIMカードには3つの種類があり、それぞれのサイズは以下の通りです。
・標準SIMカード:15㎜×25㎜
・micro SIMカード:12㎜×15㎜
・nano SIMカード:8.8㎜×12.3㎜
標準のSIMカードは、SIMカードが利用されるようになった当初に登場したもので、現在ではほとんど使われていない現状です。
標準のSIMカードの次に登場した、micro SIMカードはiPhone4・4S、Android端末は2012~2014年頃に発売されたもので広く採用されていました。
現在の最新端末においては、micro SIMカードの次に登場した「nano SIMカード」が広く採用されています。
今の主流であるnano SIMカードは、端末の小型化や軽量化に大きく貢献していると言えるでしょう。
【SIMカードのサイズを変更する方法とは?】
スマホ端末では取り付けできるSIMカードのサイズが決まっています。サイズが違うSIMカードの場合、端末に取り付けることができないため使用不可です。
このような場合にはスマホ端末にとって適切サイズのSIMカードに変更する必要があります。ではSIMカードのサイズを変更するにはどうすればよいのでしょうか?
ここではSIMカードのサイズを変更する方法をまとめてみましょう。
<SIMカードを再発行する>
SIMカードのサイズを変更する場合、最も確実なのは契約している通信事業者に再発行してもらうことです。
SIMカードを再発行してもらうには、ショップ窓口で申請するか、ネットで手続きしましょう。
SIMカードの再発行には手数料が必要です。手数料は1,000~3,000円前後となります。適したサイズのSIMカードに交換してもらいましょう。
<SIMカードをSIMカッターでカットする>
大きいサイズのSIMカードを、小さなSIMカードのサイズに変更したい場合にはSIMカッターを使ってカットすることでサイズ調整できます。
SIMカッターとは、SIMカードを切るための道具で、カッターにSIMカードをセットして上からパチンと挟むだけでカットが可能。またSIMカッターが家にない場合には、ハサミやカッターでカットしても問題ありません。
<SIMカードにアダプターを装着する>
小さいサイズのSIMカードを、大きなSIMカードのサイズに変更したい場合には、SIMカードアダプターを装着しましょう。
一番小さいサイズのmicroSIMカードをSIMカードアダプターにはめこめば、nanoSIMカードのサイズに変更できます。”