マーケティングやコンサルティングなどのインターネット関連事業を展開している企業に「株式会社イーライフ」という企業があります。
この株式会社イーライフのテレワークは希望する人だけではなく全社員がいつでも実施できるようになっており、2010年には就業規則としてテレワークを明文化させています。
また、働く場所や時間に関係なくコンピテンシーが伸びてさえいればテレワークでも評価される形をとっており、今現在では全ての社員の間でテレワークが当たり前の形態となっています。
そして、テレワークを導入した結果、育児や介護を必要とする社員がキャリアを断念させることなく続けることができていますし、会社は戦力を減らさずに採用コストの削減にもつなげています。
それに、地方スタッフをテレワークで積極的に採用していますので会社の強みになっていますし、地方への転勤で引っ越しした社員でもテレワークで業務を続けていくことができています。
テレワークは時間や場所などにとらわれずに働くことができますし、育児や介護などと両立を可能とさせてくれますので、様々な企業で取り入れられています。
そのテレワークを導入している企業に「株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ」というウェブサービス事業を展開しているITベンチャー企業があります。
この企業がテレワークを導入したのは2014年10月で、当初はお試し期間として一部の部署で始められ、2017年4月から対象となる部署を拡大して全社で始めました。
今現在では約1割の社員がテレワークを月に1~2回くらい行っており、そのテレワークを行っている社員は、自宅だから作業に集中できるといったことや結婚などのライフイベントなどによって辞めるリスクを減らせるといったことを感じているようです。
このような株式会社KDDIウェブコミュニケーションズのテレワークでしたが、同時にオフィスに行きたくなるオフィス作りも進めています。