スマホゲーム「ポケモンGO」で、多くのポケストップやジムなどのスポットが設定されている京都市。レアポケモンが大量に発生する場所をまとめたサイトにも、京都の有名施設の名が並んでいます。開発に関わった任天堂のお膝元というのもあるのでしょうね。おかげでポケモン目当てに京都を訪れるプレーヤーが続出しているのだとか。しかしプレーヤーが殺到している寺社の中には「宗教施設としてそぐわない」として、運営会社側に削除を要請する動きが出てきているそう。周辺の違法駐車などが問題化し、周辺住民から通報を受けた警察官が出動するというケースも少なくないそうですよ。京都ってもともと道が狭くて駐車場も少ないから、変なところに停められると迷惑なのでしょうね。また京都府亀岡市の国道で、男子学生がスマートフォンを持ったままミニバイクで蛇行運転をしていて、反則切符を切られるということがありましたが、その学生は「ポケモンを探しながら走っていた」と説明したそうです。スマートフォンのながら運転は、重大事故につながるかもしれない行為だというのに…。呆れてしまいます。この他にも先日、警察に異例の問合せもあり話題になっていました。問合せ内容は「警察署の留置場にポケモンがいると聞いたので、行ってもいいですか」との電話でした。無理に決まってるのに。「ポケモンGO」が悪いわけではないですが、プレーヤーは是が非でもマナーや秩序を守ってプレイしてもらいたいものです。
NTTドコモは、ロボットやスマートフォンアプリで対話機能を実現できる「自然対話プラットフォーム」に英語版を追加し、提供を開始しました。ドコモの自然対話プラットフォームは、「しゃべってコンシェル」の技術をベースに、他社でも利用できるよう整備されたものです。人工知能のひとつと位置付けられ、天気などを検索して返事に使える「外部コンテンツ連携機能」や、ユーザーが喋った内容の意図を理解して、それにあわせて必要なタスクを判定、ユーザーが求める回答を返すようにする「意図解釈エンジン」などの機能を備えています。これまでは日本語に対応しており、英語で利用するには、いったん翻訳エンジンを介して英語を日本語にするという流れでしたが、今回、新たに英語対応の意図解釈エンジンやシナリオ対話エンジンを開発したので、翻訳することなく英語で入力された内容をそのまま意味を解釈できるようになりました。法人向けサービスのオプションとして提供され、ロボットやスマートフォンアプリ、玩具などで利用されることが予想されます。訪日外国人が訪れる施設での受付や接客、商品説明、観光案内といった活用が期待されます。自然対話プラットフォームの利用料は、初期費用が298万円、月額49万8000円。今回の英語オプションは初期費用50万円、月額10万円となっています。