“スマートフォン業界を波立たせているものに5Gがあります。
というのも、4Gから5Gに変化するだけで、以下のような大きな変化が見られるからです。まず、5Gに変わることで大容量高速通信、低遅延、多数同時接続が可能となるのですが、4Gの時点で受信時最大1Gbpsを超える大容量高速通信が可能でした。
しかし、4Gでは遅延が発生するという問題、そして、多数同時接続が難しかったのです。ですが、5Gは4Gの20倍に相当する20Gbpsの通信速度を目標としているため、さらに大容量高速通信が可能となります。
これにより、低遅延も可能となるのですが、低遅延とは4Gの20分の1にあたる1ms以下のことです。多数同時接続についても、同時に通信できる端末の数は1平方kmあたり100万台となりますので、現在の10倍に相当する通信が可能となるのです。
そして、5Gはエンターテイメントのあり方も変えてくれると予想されています。有名な5Gの活用法では、スマートフォンを活用した「マルチアングル」が有名になってきました。
マルチアングルとは、その名のとおりですがスマートフォンでアングル変更が可能となるサービスのことです。例えば、スポーツ観戦中にレフェリー視点で試合を観戦するといった、新しい取り組みが5Gであれば可能となります。
これは低遅延を可能とする5Gならではのサービスなので、エンターテイメントでは、ライブなどでも同様のサービスが提供されると予想されています。ただし、国内のスマートフォンで5Gのサービスがいつから提供されるのかは、これから発表となる見通しなので、すぐにでも提供されるというわけではありません。
まずは、商業サービスに対して5Gが導入されると言われておりますので、こちらも理解した上で、スマートフォンの購入を検討してください。当然ですが、5Gサービスを受けるには、5Gサービスに対応しているスマートフォンが必要となります。
最新のスマートフォンでは折りたたみが可能なスマートフォンもありますが、最近では、こちらが2020年度のスマートフォンとして流行するのではと言われています。その理由ですが、折りたたみスマートフォンは2画面を使い分けることができるからです。
auのスマートフォンでは「Galaxy Fold」、Softbankのスマートフォンでは「LG G8X ThinQ」が発売予定となっており、これらのスマートフォンは、2020年注目の5G対応折りたたみスマートフォンとしても有名です。Microsoftについても、これから2画面、Android OS搭載の折りたたみ可能な端末を開発しているので、これからは折りたたみがトレンドになる可能性が高いでしょう。
折りたたみ可能なスマートフォンであれば、サムネイル、動画を同時に確認することも可能なので、より5Gを楽しむことができます。”