オカベマーキングシステムは、一つのビーコンで最大6種のデータフォーマットを発信する「マルチアドバタイズBLEビーコン」シリーズ3製品を8月23日に発売しました。同社によると、BLE(Bluetooth Low Energy)ビーコンが人やモノとインターネットを中継するためのデバイスとして徐々に認知されているなかで、現在販売されているBLEビーコンの多くは、iBeaconまたはEddystoneのどちらかの規格のみサポートしています。そのため、アプリやクラウドサービスによって各規格のビーコンを準備する必要があり、設定ならびに導入コストの面で課題があるということです。新たに発売する「マルチアドバタイズBLEビーコン」では、iBeaconとEddystoneに両対応し、一つのビーコンで複数のデータフォーマットを同時発信できるため、データにあわせて複数のビーコンを設置・管理するコストを抑えられるのです。対応するデータフォーマットは、iBeacon、Eddystone(UID、URL、TLM)と、独自仕様のInfo(ビーコン情報)およびAcc(加速度センサー)の6種です。テレワーク