iPhone7/7 Plusに搭載されるA10 Fusionチップは、新しい4コア設計を採用し、iPhone6の最大2倍の速さで動作するコア、また5分の1の電力で動くコアなど、パフォーマンスと効率に優れた構成のチップです。この効率の良さが次の充電までの時間に余裕を生み出し、バッテリー駆動時間の延長に成功しているのです。iPhone6s/6s Plusと比較すると、iPhone7は最長2時間、iPhone7 Plusは最長1時間、長くなっています。発売直前の9月13日に報じられたベンチマークテストによると、iPhone7/7 Plusに搭載されているA10 Fusionチップは周波数が2.33Ghzで、iPhone6s/6s PlusやiPhone SE搭載のA9チップの1.85Ghzと比較すると、大幅な数値向上となります。iPhone7/7 Plusのメモリについては、Appleの技術仕様ページでも正式な発表はありませんが、複数の人物が行ったベンチマークテストにより、iPhone7は2GB、iPhone7 Plusは3GBであるとみられています。予約受付開始日の9月9日に報じられたベンチマークテストでも、iPhone7 Plusが3GBとみられることが明らかになりました。ベンチマークテストでは、12.9インチ版のiPad Proを上回るパフォーマンスを叩き出しています。