東京慈恵会医科大学は、病院全体でスマートフォンを活用するという大規模なICT(情報通信技術)医療を展開していくと発表しました。
これは、NTTドコモと共同で発表したもので、医療情報を共有化し、医療の質の向上を目指すのが目的とのこと。
今まで病院内と言えば、使用されてきたのはPHSでした。
それが、医療機器などの改良などを行い、昨年から携帯電話類の規制が解除されたそうなのです。
今回、医師だけでなく、看護師にも対象を広げ、ナースコールや内線連絡のほか、救急患者情報なども共有化できるといいます。
医療関係者がPHSからスマートフォンに変わることで、どれだけの利便性があるのかは分かりませんが、患者側からすると、少しでも早く対応してもらえるようになればと願うものです。
段階的に機能を増やし、他の病院との画像情報の交換なども考えられているそうなので、私的には、セカンドオピニオンがしやすくなるのではと期待しています。
今後、どのような使われ方をしていくか分かりませんが、情報漏えいだけはあってはならないことだと思うので、しっかり対策をして頂きたいですね。
また、さらにドコモには素晴らしいスマホの使い方を提供してもらいたいです。